50代更年期の憂鬱〜老後とお金と仕事と〜

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早期退職プログラムのご案内

早期希望退職のご案内

毎年夏に来る一通のメール

毎年、ある時期になると必ず50歳を過ぎた社員にお声がかかります。
「早期退職プログラムのご案内」
50歳過ぎた私にも、こういう点はスルーされずに案内は届きます。


毎年何人かそのプログラムに乗る方がいて、やめていきます。
みんなめちゃ出世してる人ではありません。
どちらかというと、そんなには出世してない「気の良い人達」
時折、そのプログラムに乗って辞めた方、今どうしてるのだろう?と思い出します。が、
そもそも、そのプログラムに応募した方は、会社が好きではない方が多いので
辞めて以降、会社の方と連絡を取らない方が多いので、連絡することもできません。


その中で1名だけ、連絡を取れる方(男性)がいて先日会ってきました。
その方はもう早期退職して10年になろうとしてました。



久しぶりに会って驚いたのは、もっとおじいちゃんになってるいるのかと思ったら、
はつらつとしていて、やめた当時とそんなに変わってません。


お昼ご飯を食べる約束をして会ったのに、話が弾み別れたのは18時過ぎでした.


昔話、会社の愚痴、お互いの近況
ほか、その後の生活のこととかとても楽しくお話ししました。
特にその後の生活、そのやめた時の心境については根掘り葉掘り聞きました、


起こった出来事について順を追って

その方の家族構成から。


まだ会社にいた頃。
55歳で退職。ローン払い済みマンションに住む
奥様は数年前にご病気で亡くなり、ご本人も不整脈で心臓の手術等をされて健康不安をかかえる。
子供は大学生1人、中学生1人、2人とも男の子


実はちょっとこの方は特殊でいわゆるリストラ退職でした。
今の制度にはないのですが、リストラ退職の方は有給を買い上げてもらったそうです。
それがなかなかよくて結構お金もらえたそうです。
二人の息子たちには自分が会社辞めたことを伝えて、
上の子は次年度から奨学金を借り、下の子も大学生になった時に奨学金借りてもらったそうです。


その後息子たちも次々結婚、今は年金ももらえるようになり、毎月3万も使わないから悠々だよと言ってました。


素晴らしかったのが、時間があり余って暇だったので近所の大和証券行って株の口座開けたら、あれよあれよとかなーり儲かったそう。時節がアベノミクスの初動から乗れたそうです。そのお金で家のリフォームやら、息子の奨学金などを返したそうです。
禍福は糾える縄の如し!


毎年沸き起こる誘惑

わたしも辞めたい!
と話したら、
ぴろろちゃん、あの会社、仕事ゆるいから多少のことは我慢すればお金入るし辞めない方がいいよ。休みだって取りやすいしさー。意地悪な人とかもいないから居心地はいいじゃん。と言われました。


確かにその通りなのですが、年齢的に全く会社から戦力外な感じて扱われて嫌なんだよね。と自分の気持ちを吐露したら
そんなの誤差みたいなもんよ。と言われました。辞めたら元に戻れないから判断は慎重にと忠告いただきました。


ありがとうございます。

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