50代更年期の憂鬱〜老後とお金と仕事と〜

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お墓の引っ越し(墓じまい・改葬)

お墓を改装

現在、我が家のお墓は父の実家にある地方(と言っても車で1時間くらい)にあり
既にその土地に住んでいる親戚はいません。父は長男なのでいわゆる「墓守」なのですが
高齢になった父がお墓参りに向かうのもそろそろ難しくなってきました。
私たちも祖父母が生きていた頃は、よく遊びに行きましたが、今はその祖父母もなく行く機会もありません。
両親はお墓参りに行くたび、「もうそろそろ無理だ」と毎回言っていたのですが、
折よく、近所にある霊園が評判がいいのを聞きつけ、お墓を引っ越すことに決めました。


今あるお墓は寺院の中にあり、私たちはいわゆる「檀家」であります。ずっと昔からの「檀家」でしたので、揉めるのではないかと危惧していましたがあっさりと承諾してくれました。


それからは、役所に行っていろいろな手続きがあります。
確かにお骨の移動なので勝手に移動したら、今の法律に照らすと死体遺棄罪やら殺人罪やらの疑いかかりそう。その疑いをかけられないためにも、しっかり手続きは行います。


お墓はお寺で「埋葬証明書」を発行してもらい、受け入れ先の霊園にも「受入証明書」を発行してもらいます。その後お寺のお墓を「更地」に戻してもらうために「石材店」に連絡します。そして現在のお墓がある市区町村に「改葬許可申請書」を提出し、「改葬許可証」を受け取ります。
やることたくさんあるのですが、一度取り掛かると、寺院、霊園、石材店とその道のプロが関わってくるので、いろいろ手順を教えてくれたので、その点は大変ではありますが滞りなく進みました。

檀家やめるのに「離檀料」

ちょっと納得いかないのが「離檀料」です。
寺院や墓地では、檀家を離れる際の慣習として、離檀料を支払う場合があります。
これはいくら払ったか両親は教えてはくれませんでした。
というのも、私が今のお寺に相当な不満を抱えていたからです。


まず、卒塔婆の文字がありえない位へたくそ。墓参りに行くたび、すべての墓にひどい文字で書かれた卒塔婆を見るたび腸煮えくり返ってました。
私の友人に寺の娘がいたのですが、その子は寺の跡取りとして幼少期より習字を習っていましたし、その子も寺は墨でも字を書く事が多いから寺の子はみんな習字は習うよ。と言ってました。


また、その寺のご住職は自分の娘を地方のアイドルにするのに必死でお寺の掲示板に娘のアイドル活動情報を掲示したりと、まったく寺院運営に積極性を感じられませんでした。
あのへたくそな卒塔婆や墓の管理料等相当な額を支払っていたのに、更に「離檀料」なんて全く払いたくありません。
と、私があの寺に怒り心頭だったので両親は教えてくれなかったのですが、この住職以前の代々のお付き合いも含めてお支払いしたのでしょう、しかしながら私は今回でこの寺と縁が切れて本当によかったと思ってます。


残すは親戚一同を呼んで、新しくしたお墓をお披露目して終了です。
父の兄弟が来るのですが、皆さんずいぶんとご高齢になっているので会席の料理にも
気を遣います。


このまま滞りなく無事終了しますように。

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