50代更年期の憂鬱〜老後とお金と仕事と〜

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遊行寺@藤沢 ~盆ギリ恋歌ロケ地

ロケ地巡り~@藤沢

盆ギリ恋歌のロケ地 遊行寺にやって来ました。
藤沢駅北口から徒歩18分くらいでした。
歩くのにはちょうど良い距離。
結構大きなお寺で驚きました。

時宗の総本山なのですね。由緒あるお寺です。

遊行寺縁起

当山は通称「遊行寺」の名で知られており、正式には藤澤山無量光院清浄光寺と号します。


開山は俣野(現在の藤沢市、横浜市周辺)の地頭であった俣野氏の出身である遊行4代他阿呑海上人です。その兄である俣野五郎景平の寄進により正中2年(1325)に創建されました。


創建以来、数度にわたる戦火、火災により堂宇は度々焼失し、その都度復興してきました。永正10年(1513)兵火により全山を失った際は、当時、遊行21代他阿知蓮上人が滞在されていた駿河長善寺に本尊を移動します。その後、ようやく藤沢に再興されたのは、慶長12年(1607)のことです。


そして、寛永8年(1631)に江戸幕府寺社奉行から諸宗本山へ出された命により、清浄光寺は、『時宗藤沢遊行末寺帳』を提出し、幕府から時宗総本山と認められます。


現在の遊行寺は、東海道随一と謳われる木造本堂をはじめとした伽藍〔平成27年(2015)に10棟が国の登録有形文化財に登録〕や樹齢700年と推定される大銀杏などを有する修行道場として、また市民の憩いの場として今日に至っています。


こちらのお寺の有名人

一遍上人です。

遊行寺本堂です。


PV撮影時のお話

撮影当日は大雨で大変だったそうです。
本堂の少し手前に大きな広場がありそこで撮影。
その広場がここ。↓  右手に本堂があります。

私たちがPV見てる方向と同じ方向で撮影しました。

この写真の矢印の方向をから撮影。
つまり桑田さんはこの上図で言うと、駐車場の方を見て撮影されていたという事です。


遊行茶屋のおかみさんにお話しを伺いました。
撮影当日は酷い雨だったそうです。
ダンサーさんたちには、遊行茶屋の軒下を雨宿りでお貸ししたと。
雨の中スタッフさんが、大きく歌詞がかかれた看板を持たれて桑田さんに見せて
撮影をしていたとおっしゃてました。


スタッフの方が朝からきて、広場にやぐらを組んでセットを作て撮影し
その後跡形もなくキレイに片づけて撤収されて
さすがプロよね~。と感心されていました。


私はおかみさんに、桑田さんが立ったであろう場所を尋ね、その上の砂をぐりぐり自分の靴
に擦り込んできました。
気持ち的には「象の砂浴び」のごとく全身に擦り付けたかったのですが
バカ丸出しなのでやめておきました。

ロケ地を訪ねての感想

こちらの遊行寺は正式名称「藤澤山無量光院清浄光寺」
歴史を感じるのにとても開放的なお寺でした。
そんな場所を「盆ギリ恋歌」の撮影地に選ぶロケハンの方たちの眼力には敬服いたします。
遊行寺は踊念仏の一遍上人のお寺。
踊り念仏は今の「盆踊り」のルーツと言われています。
このお寺以外ないだろうと思わせるロケ地でした。

遊行の旅人 一遍

「旅ごろも 木の根かやの根 いづくにか 身の捨られぬ 処あるべき」とは、その生涯をかけて一生不住の旅から旅を続け全国に念仏を流布させた時宗宗祖一遍いっぺん上人(1239~1289)の和歌です。この和歌が象徴しているように一遍上人は、全国を遊行し、念仏札を配り(賦算ふさん)、踊り念仏で数多くの人々に念仏の教えを弘めました。

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